院内設備

レーザー光は
①照射部位にのみ作用することから、周囲の組織を破壊しないので、歯肉などに負担が少なく、術後もほとんど痛みがありません。
②熱作用(蒸散作用)が瞬間的でほとんど痛みが無く、麻酔の必要がない場合が多いです。
このことから従来行われていた、術後に痛みが続く、麻酔をしてのメスなどでの処置に比べて歯肉や体にやさしい治療が可能になります。

超音波スケーラー殺菌装置（写真０）やハンドピース(歯を削るために使用する円筒形の器具)[写真1]やバー(歯に当てて削るためのドリル)[写真2]は滅菌パックに封入し、あらゆる細菌やウイルスを完全死滅できる高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)にて、１３２℃、２気圧の高温高圧にて完全滅菌消毒した後、患者さん毎に交換して使用しております。

　（写真０）超音波スケーラー殺菌装置

[写真1]

[写真2]

虫歯は少しでも感染している虫歯の部位を残してしまうと再発します。それを防止するためにその部位に反応するポリプロピレングリコール液が成分のう蝕検知液を使用して、完全除去を徹底して治療を行い、長期的によい結果を得ています。

青色の部位が感染虫歯

従来の方法では麻酔が効きにくいこともあった下顎の大臼歯部でも、歯肉と歯の間の歯根膜に麻酔液を注入することにより、歯肉や唇がしびれずに、確実に麻酔効果が出ます。

神経の治療時、ニッケルチタン金属の柔軟性と強度を有したファイル(治療に使用するドリル)を、安全に角度を制御した往復運動のできる専用のハンドピースで使用することで、従来の方法より確実に短時間で治療を行えます。

実際の歯周病菌を顕微鏡で見ることによって、ある程度歯周の進行程度が把握でき、また患者さんの治療への取り組みにも役立ちます。

各チェアー毎に風景や世界遺産や動物の動画などをモニターで流していますので、治療の間の時間に少しでもリラックスして頂ければ幸いです。

治療が必要な部位があれば、見てもらってから説明させていただきますが、見えにくい場合は口腔内カメラを併用して見ていただき、安心して治療が受けられるようにしています。

歯周病治療の前後に高精度でお口の状態を記録することで、治療効果がよくわかり、治療に役立ちます。レントゲン検査では歯や骨の状態はは記録できますが、歯肉の状態は写らなくて記録できません。高精度カメラで歯肉の状態を記録しておくと再来院時に変化が非常によく分かり、治療に役立ちます。

強い殺菌作用のある次亜塩素酸を発生させることの出来る生成器です。次亜塩素酸は瞬時の殺菌効果があり、幅広く細菌やウイルスに効果があり、あまり臭いもなく、人体にやさしいというメリットがあります。

身体にやさしい炭酸カルシウムの微細粉末を歯面に高速に吹き付けて、歯を傷つけずに着色を落し、きれいな歯にします。